Jクレジット活用オンライン説明会実施レポート
~「水稲中干し延長」のJクレジットの取り組みとは?~
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2025/3/12
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オンライン説明会の開催の背景
JA全中様から、環境調和型農業の推進に向け、全てのJA様を対象とした「基本的な取り組み」方針が発表されました。その取り組みの1つとして「水稲中干し延長」による温室効果ガス削減がありますが、本取り組みは、Jクレジットの農業分野における方法論にも登録されており、昨今、話題を集めています。
NTTデータでは、一昨年から昨年にかけて全国の水稲生産者様と協力し、データ収集・報告からクレジットの申請・販売、売却益の還元までの一連の運用を実証しました。
そこで、JA様にとってのJクレジットへ取り組む意義や実際の進め方について具体的に解説するオンライン説明会を開催しました。
オンライン説明会の概要
開催日:2025年1月24日、2月14日
テーマ:「各産地でお米の流出、直接契約による集荷率低下が発生中!Jクレジットを活用し、集荷率向上、業務効率化のポイントを解説」
主な講演内容:
第一部:NTTデータによる産地でのJクレジットの取組支援に関するご紹介
第二部:登壇者様とのQAディスカッション
-JA加美よつば様 ご登壇(1/24ご登壇)
-JA越前たけふ様 ご登壇(2/14ご登壇)
第三部:参加者も交えたQAディスカッション
参加者の声(アンケート結果より)
ご参加いただいた皆様からの声を一部ご紹介させていただきます。
取り組みを行っているJAの生の声を
聴けたのが良かった
JAの実例を聞けたので参考になった
具体的にNTTデータと取り組みを
検討したい
実際の事例があり分かりやすかった
他社との比較ができた
「JA越前たけふ様のこれまでの取り組み、
結果について参考になった」
Jクレジット制度とは?
J-クレジット制度とは、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「クレジット」として国が認証する制度であり、農林水産事業者の皆様も活用できます。
本制度を活用した場合、地球温暖化対策への積極的な取組としてPR効果が期待できることに加え、クレジットを温室効果ガスを排出する側の大企業等へ売却することで、売却益を得ることができます。
水稲中干し延長のJクレジットの取り組みとは?
農業分野の方法論として令和5年3月に「⽔稲栽培における中⼲し期間の延⻑」が新たに追加承認されました。
クレジットの販売により収益が得られるため、生産者の所得向上に繋がり、みどりの食料システム戦略にも沿った環境に配慮した取組としてPRになります。
Jクレジットはこんな方におすすめ
- 環境に配慮した農業の取り組みや、地域での新たな価値創造に興味のある方
- Jクレジットを活用した収益拡大や、組合員満足度向上を目指している方
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