“出向く営農”と“デジタル接点”で担い手コミュニケーションを
アップデート。JA様向けオンラインセミナー 実施レポート
- 大規模担い手への提案活動と、多様な担い手とのデジタル接点づくりを両面から解説 -
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日時
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2026/10/14
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担い手の多様化と職員数減少の中で、JAに求められる接点づくりとは
農業経営体の減少や大規模経営体の増加、営農指導員数の減少など、JAを取り巻く環境は大きく変化しています。
限られた職員体制の中で、大規模担い手への提案・フォローを強化しながら、多様な担い手との接点も維持していくためには、担い手層に応じたコミュニケーションの設計が重要です。
こうした課題に対し、2026年8月7日・8月25日に「“出向く営農”と“デジタル接点” 二刀流へアップデートする担い手コミュニケーション」をテーマに、JAグループ様向けオンラインセミナーを開催しました。
本セミナーでは、大規模担い手に対する“出向く営農”と、多様な担い手に対する“デジタル接点”を組み合わせ、あい作の「職員マイページ」と「組合員マイページ」を活用しながら、担い手との関係を維持・強化していく考え方をご紹介しました。
“出向く営農”と“デジタル接点”を組み合わせる、あい作の考え方
「あい作」では、担い手層に応じて接点の持ち方を分けることが重要だと考えています。
大規模担い手に対しては、職員による訪問・提案活動をデータに基づいて高度化し、個人の経験や勘に頼りすぎない“出向く営農”を組織として進めていくことが求められます。
一方で、多様な担い手に対しては、スマホを活用したお知らせ配信、電子申請、帳票配信などにより、JAと組合員が日常的につながる“デジタル接点”を整えることが重要です。
「職員マイページ」と「組合員マイページ」を組み合わせることで、職員の活動を支えながら、組合員との継続的な関係づくりを進めることができます。
経営体数と販売金額から見る、担い手層の二極化

※「10M」は、イベントレポートでは販売金額1,000万円以上/未満
少数ながら販売金額の大きい大規模担い手には、訪問履歴や接点情報を活用した個別提案・フォローが重要です。一方で、数の多い多様な担い手に対しては、スマホを活用した情報配信や申請・帳票配信など、効率的に接点を維持する仕組みが求められます。
オンラインセミナーの概要
開催日
第1回 : 2026年8月7日(金)11:00~11:45
第2回 : 2026年8月25日(火)15:00~15:45
内容
- 外部環境から見るJAの抱える課題
- 大規模担い手とのコミュニケーションのあり方
- 「出向く営農」を実現するためのステップ
- AI・データを活用した営農指導の高度化
- 多様な担い手とのデジタル接点づくり
- 連絡・申請・帳票配信・米穀申請業務のデジタル化
- 先行JA様の取り組み事例
大規模担い手には、データを活用した“出向く営農”を
大規模担い手に対しては、営農指導や経営支援の質を高め、継続的な関係を築いていくことが重要です。
一方で、活動記録や組合員情報が紙、Excel、個別システムに分散していると、訪問履歴やノウハウが担当者ごとに留まりやすく、異動や担当変更の際に情報が引き継がれにくいという課題があります。
セミナーでは、あい作の「職員マイページ」を活用し、次の3ステップで“出向く営農”を進める考え方をご紹介しました。
- STEP1:基盤構築
組合員情報や活動記録を蓄積し、担い手との接点情報を一元管理する - STEP2:可視化
訪問すべき担い手や活動状況を見える化し、アタックリストや予実管理に活用する - STEP3:高度化
蓄積したデータをもとに、提案内容や営農指導の質を高める
さらに、AIを活用した活動記録の音声入力や、訪問計画の作成、提案に向けた示唆の導出など、職員の入力負荷を減らしながら、担い手フォローの質を高める活用イメージもご紹介しました。
先行事例として、JA山口県様では、TACと営農指導員の業務システムを一元化し、活動記録やノウハウが個々の担当者に留まりやすい課題の解消に取り組まれています。詳細は、関連ページにてご紹介しています。
JA山口県様の取り組み記事を読む

多様な担い手には、スマホを活用した“デジタル接点”を
多様な担い手に対しては、職員が一人ひとりに訪問・連絡を続けるだけでは、十分な接点を維持することが難しくなっています。
また、紙の書類の配布・回収、帳票の郵送、各種申請の受付・集計などは、職員側の負担が大きいだけでなく、組合員にとっても手続きの手間や情報取得の遅れにつながる場合があります。
セミナーでは、あい作の「組合員マイページ」を活用し、次のような業務をデジタル化する方法をご紹介しました。
- お知らせ・営農情報の配信
- 出欠確認、アンケート、電子申請
- 販売精算書・購買請求書などの帳票配信
- 市況・販売精算・購買請求情報の配信
- 米穀申請業務のデジタル化
特に米穀申請業務では、営農計画書、出荷契約書、検査申込書などをオンライン化することで、紙の配布・回収・手入力にかかる負担を減らし、組合員も場所や時間に縛られず申請できるようになります。
組合員マイページは、すべての機能を一度に始める必要はありません。帳票配信、情報配信、電子申請、米穀申請など、課題の大きい業務から小さく始め、徐々に利用者や活用範囲を広げていくことができます。
先行事例として、JA信州諏訪様では、購買請求書や市況情報などのオンライン提供を進め、紙文書の郵送・封入・配布にかかる負担の削減に取り組まれています。また、JA栃木中央会様でも、ペーパーレス化による業務効率化とコスト削減に向け、組合員マイページの展開が進められています。
JA信州諏訪様の取り組み記事を読む
JA栃木中央会様の取り組み記事を読む
参加者アンケートより
事後アンケートの回答者全員から「大変参考になった」「参考になった」との評価をいただきました。
参考になったテーマでは、「営農経済活動のプロセスにおけるAI活用」が5件で最多となり、次いで「出向く営農を実現するためのSTEP」、「帳票配信・営農情報・お知らせ配信等の組合員向けサービスの活用」が各4件となりました。
今回の参加者は、単に職員マイページ・組合員マイページの機能を知りたいというより、出向く営農や組合員対応を、AI・データ・デジタルサービスでどう実務に落とし込むかに関心を持たれていたと考えられます。
参加者アンケートから見えた関心テーマ
1. 営農経済活動におけるAI活用
訪問計画、提案準備、問い合わせ対応、活動記録など、営農経済活動の各プロセスにAIをどう活かすかに関心が集まりました。
2. 出向く営農を実現するためのSTEP
活動記録の蓄積、訪問対象の可視化、提案活動の高度化など、出向く営農を組織として進める手順への関心が見られました。
3. 帳票配信・営農情報配信の活用
販売精算書や購買請求書、営農情報、お知らせ配信など、紙中心の情報提供をデジタル化する方法に関心が寄せられました。
4. 営農相談・組合員対応の情報整理
AIによって効率化したい業務では、営農相談や組合員対応に必要な情報の整理・提案への関心が最も高く出ています。
5. データ集計・分析、報告作成の効率化
データの集計・分析や報告内容の作成など、職員の事務負担を軽減しながら、情報活用を進めたいというニーズが見られました。
6. AI活用における安全性・信頼性
AIを安心して利用するためには情報漏えいの心配がなく安全に使えることや回答の根拠・参照元が示されることが重視されています。
あい作 職員マイページ・組合員マイページの特長
「職員マイページ」と「組合員マイページ」は、JA様の担い手コミュニケーションを、職員側・組合員側の両面から支援します。
Point 1 担い手情報・活動記録を一元管理する
組合員情報、訪問履歴、活動記録を蓄積し、担い手フォローを個人任せにしない体制づくりを支援します。
Point 2 “出向く営農”を組織で進める
アタックリスト作成、予実管理、ダッシュボードにより、訪問すべき担い手や活動状況を可視化します。蓄積したデータをもとに、提案活動や営農指導の高度化につなげます。
Point 3 組合員対応をデジタル化する
お知らせ配信、電子申請、帳票配信、米穀申請など、組合員との日常的な接点をスマホ上でつくります。紙・電話・FAX中心の業務を見直し、職員・組合員双方の負担軽減を支援します。
『組合員マイページ・職員マイページ 』はこのような方に特におすすめです
大規模担い手への提案・フォローを強化したい
出向く営農を個人任せではなく、組織で進めたい
訪問履歴や接点情報を活用したい
組合員との連絡・申請・帳票配信をデジタル化したい
米穀申請業務など、紙の配布・回収・集計業務を見直したい
AI・データ活用による営農指導の高度化に関心がある

